紫色のあじさい

keicyo

誠実に断ることができると、自分を大切にすることができる

こんにちは。
優しくなれる話の聴き方講師の
垣辻より子です。

いきなりですが、
あなたは、”ノー”がちゃんと
言える人ですか?

昔の私は、
”ノー”が言えない人でした。
つまり、
断ることができない人でした。

たとえば、

友達や知人から、
イベントや食事への
お誘いがあったときに、

以前から、
その日は、家でゆっくりしようと
思っていたとしたら・・・

すごく、考えてしまうのです。
行こうか、やめておこうかを。

それでも、
「ごめんなさい、家でゆっくりしたくて」って、
断れたらいいのですが、
私はそういう人ではなかったのです。

用事や、すでに約束があった場合は、
断りやすいですよね?
「用事があるから」って。

しかし、

特に断る理由がないときに、
断ることができない・・

そんなところは妙に真面目で、
ウソつくこともできず(^^ゞ

じゃあ、どうしていたかというと・・

無理して(我慢して)参加する

こういうこと
少なくありませんでした。

つまり、これって、
自分をないがしろに
しているんですね。

そして、

その声かけてくださった人に、
失礼になることも
あるかもしれません。

”ノー”が言える人にしたら、
「なんで断れないの?」
っていうようなことだと思います。

自分の事を悪く思われたり、
自分の弱さを見せるのが怖いのです。

相手が「どう思っているのだろう?」
「これからはもう声かけてくれないかな?」って、
気になって仕方がない。

”ノー”を言えないことで
自分を守ってきたんでしょうね。
(これを話始めると、
幼少の時の話に遡るので、
詳細は、またの機会に・・)

しかし、こんな私でも、
少しずつ変化が現れました。

イエスとノー

だんだんと、
変化を感じたころ、
傾聴を知り、あらためて
腑に落ちたことがありました。

”相手がどう思うかは、
相手が決めること”

”相手が決めることに、
自分が責任を負うことはない”

ということ。
やっぱり、これなんだよね、って。

よく言いますね。
過去と他人は変えられないって。
あれですよね。

 

聴くことがつらいと思うとき、
(例えば、人の愚痴話とか)
今、話を聴けないことを誠実に
お伝えすることが
大切であったりするのです。

 

聴いてて辛いのに、
無理して聴こうとして、
変なこと言ってしまったり・・。
相手にとっても失礼ってことですよね。

なので、
傾聴で話を聴く判断基準は、
聴きたいか、
聴きたくないか・・なんですね。

先の問題も同じです。

今のお誘いは、
自分が行きたいか?
行きたくないか?

今の目の前の頼まれごとは、
自分がやりたいか?
やりたくないか?

この考え方ができるようになって、
自分を大切にすることが
できるようになりました。

最終的には、
相手のことも大切にできる
ようになるのです。

 

いかがでしょうか。

今日も読んでいただき、
ありがとうございます。

 

******ひとりごと******

本が積んでいる写真

先日、何ヶ月ぶりに、

リアルで傾聴1日講座を
開催することができました。

オンラインもいいのですが、
やっぱり、人に何かを伝えるには、
オンラインよりも、
対面でお話する方が、
個人的には好きです。

リアル講座も、オンライン講座も
うまく使い分けて、

開催できるといいなーって、
思います。

 

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