マニュアル

話の聴き方を手順書にできない理由

暑い毎日が続きますね。
傾聴講師の垣辻より子です。

『説明書を見てやってみましょう』
とか、
『マニュアルどおりにするといいよ』
とか、

 

何においても、
それに初めて携わるときは、、
そういう類いのものを
見ながら進めると、
うまくできるようになっています。

私が製薬会社で働いていたときは、
『手順書どおりに進めてください』と、
最初に導入教育がありましたし、
日常でも、そういう言葉が、
飛びかっていました。

医薬品業界の生産部門では、
これが、当たり前のことでした。

そういえば、
料理にも、
手順というものがあります。

例えば、

市販品の
カレーやシチューのルーを、
煮込んだ肉や野菜のお鍋に、
投入するときは、

一度、火を消してから投入する旨、
ルーのパッケージに書かれています。

 

これは、なぜかというと・・

高温では、
ルーがダマになりやすいので、
温度を下げる必要があるそうですね。

ダマになったカレーが
食べたかったら、
火をつけたままで
ルーを入れてくださいね(笑)

家電を購入したときも、
こういう経験ありませんか?
取扱説明書(以降、取説)を見て、
操作を確認する。

それが、最近は紙ではなく、
電子版であることが多く
なってきましたが・・。

先日も、我が家の
ネスカフェのバリスタが
エラーの表示になり、
取説を見て、
ひとつひとつ確認して、
エラーの原因が、
わかりました。

取説の中の
該当の項目を確認していくと、
求めている姿に到着できるように、
書いています。

ちゃんと手順が書かれていると、
何も心配ないですし、
わかりやすいですね。

同じように、話の聴き方でも、
手順が書かれてあって、
そのとおり進めると、
上手に聴けるはず!

と言いたいところですが、
残念ながら、
これについては、
当てはまらないのです。

『うなずき、あいづちは
こういう順番で、
こういう言葉を使います』

とか、

『相手のお話から、
この言葉が出てきたら、
そのままその言葉を繰り返し
しましょう』

のように、

たとえば、
このような取説があって、
杓子定規に手順に従って、
話が聴けるようになるのであれば、

上手に聴ける人が、
増えると思います。

 

しかし、

傾聴は『気持ち』を聴くことが、
大前提であるので、
そもそも、
その『気持ち』というものを、
説明しようとすると、

なんとも説明できない、
言い表しにくいものなのです。

このような
よくわからないものを使って、
話の聴き方を
手順書にすることは、
簡単ではないのです。

ということで、

講座の中では、
『気持ち』の説明から、
時間をかけてお伝えします。

 

***** ひとりごと *****

神戸の案内版や、
百貨店の中の表示の多くは、
『山側』『海側』(or『浜側』)
という書き方になっていること、
あなたは、ご存じでしたか?

これはどうやら、
神戸の専門用語であるそうです。

ずっと神戸に住んでいた私は、
当たり前すぎて、
気にしたこともなかったのですが、
友達に言われて、
初めて気付いたのでした。

↓北野天満神社から見た風見鶏の館↓
風見鶏の館

 

今日も、読んでいただき、
ありがとうございます。

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