母と子の会話

keicyo

話の聴ける子供になって欲しいと願うママが、聴く力を付けるために必要なたった一つのこと

こんにちは。
優しくなれる話の聴き方講師の
垣辻より子です。

あなたは、
”子供にちゃんと話を聴いてもらいたい”
”人の話を聴ける子になってほしい”

と、思ったことはないでしょうか。

この記事では、次のことが学べます。

【聴く力をつけるための3つのポイント】
① 気持ちをわかろうとする
② 心の受信機の感度を上げる
③ 聴いてもらう体験をする



あなただけではなく、
講座の中でも、
未就学児、小学生、
中学生のお子さんを持つ
ママからこういうご質問や悩みを
お聴きすることが少なくありません。

教育現場でも、
学校の先生方からも、
質問があったりするそうです。

私も子供が小さい時に、
思ったことがありました。

小さいときは、
発達の段階を見極める方法として、

検診のときに、
”ママ”、”まんま”などの
意味ある言葉をしゃべるかどうかの
チェックがあります。

どちらかと言えば、
話すことに意識が向けられ、
聞くことについては、
あとからという感覚ですね。

たとえ、発語が
遅かったとしても、

そのお子さんは、
聞くことについて
吸収している時期なのかも
しれませんね。

周りの大人が話す言葉や、
語彙をひたすら聞いて、

蓄積しているというお話を
保育園の先生から、
お聞きしたことがあります。

なので、そういうお子さんは、
言葉を発しはじめると、
堰を切ったかのように、

話だすということも、
よく耳にすることです。

少し、前置きが長くなりました。

目次

傾聴は相手の気持ちがわかること

ママ友達

傾聴ができるということは、
どういうことかというと、
相手の気持ちがわかるということ。

ママとの会話なら、
”ママの気持ちがわかる”

学校の先生との会話なら
”先生の気持ちがわかる”

など。

逆に言うと、
相手の気持ちがわからなかったり、
相手の気持ちを分かろうと
しなかったりする状態では、

傾聴はできないです。

話をしっかりと聴けるお子さんに
なってもらいたい
ということであれば、

まずは、相手の気持ちを
わかろうとする経験が
お子さん自身に必要です。

少しわかりにくいですね。

受信機を持っている

私はよく受信機で例えています。
相手の気持ちをわかろうとする
受信機の感度を上げること。

テレビやラジオとかの電波と同じです。
お子さんにも私達大人にも、
人の気持ちを受け取る受信機
があるのです。

その受信機の感度を
上げるということです。

輝きの画像

これは、子供や大人の区別なく、

自分の気持ちがわかる
受信機を持つ必要がある。

ということになります。

それができないと、
ママや先生、お友達の気持ちが
わかるようにはならないのです。

自分の気持ちがわかる方法

まずは、聴いてもらう経験を持つ
ということになります。

でないと、聴いてもらってよかった体験と、
それによって、自分の中でどんな気持ちが
出てきたかということを
本人が感じることが大切です。

ということは・・・

ママや学校の先生が、
お子さんの気持ちを分かってあげようとして、
普段からお子さんの話を聴くこと。

それによって、
聴いてもらうことは
良いことなんだという感覚、

聴くことは
素晴らしいことなんだと言う感覚を
持てることです。

そこから、聴くことへの手段、方法を
使って、聴く学びや練習という
道のりになるのです。

そもそも、聴いてもらった体験がない、
とか、

もっというと、

聴いてもらいたいと話はじめても、
大人である私たちが、
お子さんの気持ちを否定するような
言葉ばかり発していることや、

先回りして
抑え込んでしまっている
ことはないでしょうか。
(耳が痛い話をしていたら、
ごめんなさい)

そうすると、傾聴の知識やスキルを
教えてみても、うまくならないどころか、
何言っているのかわからないって
ことになるのです。

”聴くことは良いことなんだ”

という
経験がないのですから。

ということで、

まずは、大人の私たちが、
子供の話を聴いていますか?
ってことを確認しましょう。

少し、思い起こしてくださいね。






いかがでしたでしょうか?
「そう言われるとできていないです」
「確かにそうですね」
「やってるつもりでしたが・・」

いろいろなご感想あっても
いいと思います。

今、
お子さんに人の話を聴けるように
なってほしいと願っているけど、

実は、
ママが子供の話を
聴いていなかったとしたら、

子供さんに人の話をちゃんと聴いてほしい・・
というのは、酷なことなのです。

お子さんの話を聴く

ポイントの画像

まずは、
今日からでも、

ママが、
学校の先生が、
お子さんの話をしっかりと
聴いてあげてくださいね。

知識や技術、方法はそれからで、
間に合います。

先が長い話かもしれませんが、
このプロセスが大事です。

これを読んでくれているママが、
もしかしたら、
『私も両親から話を
聴いてもらった経験がないな~』
って不安に思われたかも
しれませんね。

大丈夫ですよ。

そのときは、ママ自身が、
カウンセラーの方でもいいし、
周りに傾聴できる人がいらっしゃれば、

その人に聴いてもらっては
いかがでしょうか。
できるだけ聴いてもらう経験を
たくさん持つこと。

もし、周りに聴いてくれる人
いないんだけど・・という方は、
↓こちらでお話お聴きします↓

(オンライン)寄り添い処 ひとりよりふたり
⇒ https://andon-keicyo.com/yorisoi/

焦らず、ゆっくりといきましょう。

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