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傾聴で話が長い人への対応とは

先日、
ある人から、相談がありました。

その人は、おしゃべりが好きなのか、
(ご自身でも認識されておられましたが)
とにかく、しゃべり出すと、
とてもとてもお話の長い人でした。
私も楽しくて聴いてしまいがちです(笑)。

 

優しくなれる話の聴き方講師の
垣辻より子です。

 

今回は、
話が長い人への聴き方(傾聴)について
お伝えしたいと思います。

相手の話が長くなる理由として、
下記の3つが考えられます。

 

もし、あなたが、
傾聴初心者で、
『上手に聴けない人』
であった場合に、

相手は、
わかってもらえている実感が
得られるまで、
繰り返し、
何回も同じ事を
話し続けるかもしれませんね。

この場合は、
あなたが、
さらに聴く練習を積むことで、
問題は軽減されるでしょう。

また、

相手の心のエネルギーが
落ちきっている状態のときには、
聴いてもらいたくて、
延々と話が続くかもしれません。

さらに、

聴いてもらえているとわかると
安心して、
話が長くなる人もおられます。
嬉しいので、ついつい・・。

しかし、

この話がいつまで続くかは、
相手が決めることなので、
あなたは、
予想がつかないし、
決められないものです。

聴ける状態であれば、
聴いて差し上げたら
いいですね。

しかし、そうでない場合も、
あるかと思います。

では、

話が長い人の聴き方って、
どうしたらいいのでしょうか。

 

おすすめは、
『聴き過ぎないこと』です。

 

それには、
あらかじめ、
『時間の枠を決める』こと。

そして、

問題は、その時間の枠の決め方を、
いかに自分が納得できるように
相手に伝えられるかどうかです。

木の下で悩む女性

たとえば、

ごめんなさい。
15時までの1時間しか聴けないですが、
大丈夫ですか?

という言い方なのか、

15時までの1時間あるので、
それまでお話を聴かせてもらえますか?

という言い方が、
あなたの心がすっきりするのか・・。

しかし、お相手に
誠意を持ってお伝えすることは、
大切です。

 

相手にどう受け止めてもらえるかって
すごく気になるのですが、
相手の気持ちはわからないものです。

そして、
受け入れてくれるかどうかわからない。

 

受け入れてくれるとベストですが、
自分自身にちゃんと
納得した言い方で断れる

 

こういう自分を
持っておかれることを
おすすめします。

 

用事があると断りやすいけど、
さほど、用事がないとなんとなく
断りにくい・・っていう
ご経験はないでしょうか。

『用事がないと断ってはいけない・・』
って思うと、
そこに罪悪感が
うまれてくることがあります。

昔の私にも、ありました。

 

あなたは、
うまく断れないってことに
悩んでいませんか?

もともと、

私の先生からの教えでしたが、
これは、私が傾聴を学び続けて、
最近、とても納得していることです。

どうやって断るかということも、
練習されてみても
いいかもしれません。

日頃、なんとなくずるずると
聴いてしまって、
聴くのが辛くなっている・・と
感じているあなたに、
おすすめです。

あなたと、
あなたの周りの方々が、
幸せになれますように

 

*****ひとりごと ******

先日、朝から
スマホの画面が突然、
真っ暗になって、
何をしても、無反応。

スマホを持たないその日は、
いろいろやることができたように
思います。

日頃、
スマホばかり触っていることを
気付かせてくれる
貴重な体験でした。

今日も、読んでいただき、
ありがとうございます。

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