「傾聴で聴いてあげたいのですが、
聴けない(聴くことが辛い)ときって、
どうしたらいいんでしょうか」
素晴らしいですよね。
傾聴で聴いてあげたいって
思っておられる姿勢が・・。
優しくなれる話の聴き方講師の
垣辻より子です。
今日は、
『自分が聴けないときは、聴かない』
ということについて、
お話させていただきますね。
では、早速、
あなたに質問です。
あなたは、
自分がどういう状態のときに、
人の話が聴けない、あるいは、
聴きにくいと感じるでしょうか。
(時間をとって、考えてみてくださいね)
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たとえば、
・自分や家族の体調が悪いとき
・自分の仕事が忙しくて、
締め切りに追われているようなとき
・心配事があるとき
・自分が賛成できないような
意見を持っている人の話を聴くとき
など、
このような状態のときって、
自分の事でいっぱいで、
人の話なんて聴ける
余裕ないですよね。
なので、
こういうときは、
聴かなくてもいいのです。
えっ!?
いいのですか?って
叫びましたか?
はい、いいですよ。
だって、聴けないのですから。
考えてみてもらえますか?
聴けないときに
無理して聴いたとしても、
余計なこと言ったりする
可能性があるわけですよ。
そして、
その余計なひと言で
相手を傷つけるだけでなく、
言ってしまった自分のことを
責めたりして・・・。
被害者が
2人になりますよね。
こんな悲しいことは
避けたいと思いませんか?
聴けない時は、聴かない。
こういう選択肢もありだと思います。
私は、是非、
これをおすすめします。
ここで、
「そうは言っても、人から頼まれて
どうしても聴かないといけない時って
あるんですけど、
どうしたらいいでしょうか」
確かにそうですね。
特に、企業の役員の方、
管理職の方々など、
部署によっては、
お立場によっては、
社員や部下の人の話を
聴くことも仕事の人が
おられます。
『聴けない時は聴かない』っていうのは、
無責任と感じるかもしれませんね。
では、
どうしても聴かないといけない時は、
まず、
相手の人の話の緊急の度合いを
確認していただいて、
緊急性が低いようでしたら、
明日以降など、
日程をずらしてもらうことを
相手の人にお願いします。
もちろん、
誠意をもって・・です。
日程をずらしてもらうと、
自分が聴ける状況になっている
可能性がありますね。
是非、
自分が聴ける状況になったときに、
聴いてさしあげることを
おすすめします。
そして、
時間、日程をずらすこともできず、
さらに、緊急性が高く、
今すぐ聴かないと
いけないような場合は、
仕方がありません。
聴いてさしあげましょう。
ただし、ここで、
ひとつお願いがあります。
自分と約束をして欲しいのです。
『私は今、聴けない状態だけど、
どうしても聴かないといけない』
従って、
『相手に変なひと言、
余計なコメントを
言ってしまうかもしれない』
でも、その時は、
『あ~余計なひと言を言ってしまった~』って、
決して自分を責めない。
ということを、
約束して欲しいのです。
何事もなくお聴きできたら、
結果OKですし、
たとえ、
何か余計なひと言を
言ってしまったとしても、
最初に自分と約束していることで、
自分のことを責める必要はありません。
これが正しい方法というわけでは
ありませんが、
良ければ、お試し下さいね。
今日も、読んでいただき
ありがとうございます。
******ひとりごと******
久しぶりに、結婚式の二次会に
出席させていただきました。
二次会なんて、ほんとに何年ぶりだろう?
誰の結婚式が最後だったかしら?
おそらく、
一緒に働いていた派遣社員さん?
8年位前だと・・。
結婚式や二次会って、
こちらも、幸せをお裾分けいただけるようで、
嬉しいですね。
幸せに満たされながら、帰途につきました。
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